女性特有の悩み 婦人科疾患 更年期



  • 日本人の女性の閉経年齢は、平均51歳といわれており、一般的に閉経をはさんだ前後10年間(45歳~55歳)を「更年期」とよびます。この時期、女性のカラダは大きな変化時期に入り、時にさまざまな不調や症状が現れます。

    以下のようなカラダの不調がありませんか?

    葉
  • ほてり、のぼせ、動悸、多汗(ホットフラッシュ)、 めまい、頭痛、耳鳴り、むくみ、冷え
  • 肩こり、腰痛、五十肩、手足のしびれ
  • イライラ、不安、うつ、不眠、倦怠感、意欲減退
  • 月経異常、不正出血
  • 吐き気、嘔吐、食欲不振

  • 更年期障害は、閉経にともなう卵巣機能の低下により、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少することで起こります。

    東洋医学では、更年期を身体の一生のサイクルの中でも重要な変化時期としてとらえていますが、更年期の各症状に対する治療姿勢は、西洋医学とは大きく異なります。

    この時期に起こる様々な症状に対して、東洋医学は無理に抑え込もうとはしません。

    なぜその不調が起こっているのか、全身を総合的に診ながら、崩れかけている身体全体のバランスを元に戻し、調和を取りつつ、カラダ自身が自力でうまく変化の波に乗っていけるようにお手伝いをします。

    更年期の治療をご希望の方は、「はり灸治療」または「トータル美容はり灸治療」をお選び下さい。

冷え症

    カイロを貼ったり、靴下を履いたり、腹巻をしたり・・・。いくつもの「冷え対策」を試みたけれど、その場しのぎにすぎない。 「体質だから仕方ない」の一言で放っておかれてしまうのが、冷え性(冷え症)です。

    東洋医学においては、冷えは重要な病の要素として扱われ、その原因を見つけ根本から施術していきます。

    多いのは、気の巡りが滞ることにより起こる冷えです。イライラ・ストレス・暴飲暴食等により、気が滞り、血も停滞して瘀血(本来体の中をサラサラとスムーズに流れるはずの血液が、体のあちこちで滞ったり、血液そのものが汚れてドロドロした血になり流れにくくなった状態を東洋医学では瘀血と言います)になりやすく、手足末端まで気と血が巡らず冷えを起こすものです。また冷えとのぼせが同時にある「冷えのぼせ」タイプの方も多く見られます。

    当院では、なぜ冷えが起きているのか、全身を総合的に診ながら、身体全体のバランスを整え、巡りの良いカラダになるようお手伝いをします。

    冷え症を改善されたい方は、「はり灸治療」または「トータル美容はり灸治療」をお選び下さい。


月経の不調

    以下のようなカラダの不調がありませんか?








    赤い実

    東洋医学では、「」が月経に関して深く関与しています。

    」は気を巡らせる働きや血を調整する働きがあります。

    子宮内の気の巡りや血の調整も「」が司っています。

    そのため肝の機能が低下すると、気と血のバランスが崩れて月経の不調がおこってきます。

    肝の機能が低下する原因としては
    (1)暴飲暴食
    (2)ストレス・過労
    (3)運動不足
    (4)腎の弱り(腎臓は生命力や生殖力を担当するところで、腎の弱りとは生命力の様な元気が少なくなった状態です) 
    などがあります。

    当院では、なぜその不調が起こっているのか、全身を総合的に診ながら、身体全体のバランスを整える治療を行います。そうすることで、子宮内の血流を改善し、痛み症状の緩和・予防、ホルモンバランスの調整につながります。

    普通痛みや不快感などは月経開始後1~2日ぐらいで治まりますが、症状がひどい・長期間続く又は経血量が多く日常生活に支障をきたす場合は、婦人科への受診をお勧めします。

    月経の不調を改善されたい方は、「はり灸治療」または「トータル美容はり灸治療」をお選び下さい。